この記事では、プロジェクト内の異なるシーケンスで異なる図形を使用する方法について説明します。
この章の他の記事では、図形の描画方法とその用途について学びました。ここでは 1 つの図形セットの作成に焦点を当ててきましたが、複数のシーケンスがある場合はどうでしょうか?たとえば、すべてのシーケンスで同じ描画を使用したり、シーケンスごとに異なる描画を作成したりできます。
この記事では、複数のシーケンスを含む、より複雑なプロジェクトの作成を始めたときに、描画に関して思いどおりの結果を得られるようにすることを目的としています。具体的には、描画のプリセットであるMapsの概念について説明します。
Maps とは?
以前のバージョンの HeavyM を使用していた方は、シーケンス内の図形に依存関係を作成できる、「シーケンサーモード」という機能を覚えているかもしれません。管理が少し難しい機能でした。ですが、もうその必要はありません!
現在、描画した図形はMapsに保存されます。Maps は、作成するテンプレートのようなものです。必要な数だけ作成でき、各シーケンスでどれを使用するかを選択できます。たとえば、シーケンス 1 と 4 ではいくつかの面を含む Map 1 を使用し、シーケンス 2 と 3 では別の面といくつかのプレーヤーを含む Map 2 を使用できます。
現時点では少しわかりにくいかもしれません。さまざまな使用例について説明していますので、この記事を最後までお読みください。
Maps の管理
Map の作成
- 新しい Map を作成するには、2 つの方法があります。
- シーケンスの設定にある Map のドロップダウンメニューから、すばやく追加できます。この場合、関連付けられたシーケンスもこの新しい Map に直接切り替わります。
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または、シーケンスの設定から
設定ボタンを使用してMap 管理ウィンドウにアクセスできます。ここでは、+ボタンを使用して新しい Map を作成できます。現在のシーケンスが自動的に変更されることはありません。
- シーケンスの設定にある Map のドロップダウンメニューから、すばやく追加できます。この場合、関連付けられたシーケンスもこの新しい Map に直接切り替わります。
- どちらの場合も、次の 3 つのオプションを利用できます。
- 新規作成:空の新しい Map を作成します(図形は含まれません)。
- 次から新規作成:プロジェクト内の既存の Map と同じベースから開始したい場合に便利です。リストから選択した Map のコピーとして新しい Map を作成します。
これは、新しい Map を作成してから、所定の位置に貼り付けるオプション(右クリックメニューまたは [CTRL/Cmd + Shift + V])を使用して、別の Map からすべての図形をコピー&ペーストする操作と同じです。
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プロジェクトからインポート:他の HeavyM 2 プロジェクトの Maps を再利用できます。ブラウザーからプロジェクトファイルを選択すると、そのプロジェクトに存在する Maps の一覧が表示されます。再利用する Maps にチェックを付けて、インポートをクリックしてください!
Map の切り替え
複数の Map を作成したら、シーケンスで使用する Map を変更できます。シーケンスの設定に戻り、ドロップダウンメニューから既存の Map を選択するだけです。
シーケンスで図形の作成を始めた後でも、Map を切り替えることができます。ただし、Map を切り替えても、シーケンス内のグループは変更されません。そのため、グループに含まれるエフェクトが失われることはありません。しかし、すべての図形が変更され、Map にはグループに関する情報が保存されていないため、すべての図形が 1 つのグループにまとめられます。そのため、図形を再度振り分ける必要があります。
つまり、Maps に含まれるのは図形とその幾何学的特徴(頂点の座標、ロックの有無、マスクの有無、名前)のみです。グループとエフェクトは Maps に保存されません。グループは作成されたシーケンス内にのみ存在します。別のシーケンスで同じグループを再利用したい場合は、シーケンスをコピー&ペーストするか、複製してください。
新しいシーケンスを追加すると、デフォルトでは、直前に編集していたシーケンスと同じ Map が使用されます。
Map の編集
Map の特徴は、描画の変更を保存する必要がないことです。変更は自動的に保存され、同じ Map のすべてのインスタンスに適用されます。たとえば、Map 1 に円を追加すると、Map 1 を使用しているすべてのシーケンスにその円が表示されます。Sketch、Figma、その他の描画ソフトウェアに慣れている方なら、シンボルやコンポーネントのようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。
Maps は互いに完全に独立しています。1 つの Map で描画しても、他の Maps の図形に影響することはありません。
Map の名前は、Map 管理ウィンドウでペンアイコンを使用するか、名前をダブルクリックして変更できます。
Map の削除
Map を削除するには、Map 管理ウィンドウでその Map に対応する十字アイコンをクリックします。
この Map を使用していたすべてのシーケンスでは、リストの最初の Map がデフォルトで使用されます。
使用例:Maps を使用するタイミング
すべてのシーケンスで同じ図形を使用する
これはとても簡単です。デフォルトで、すでにこの状態になっています!
デフォルトでは、プロジェクトに Map 1 という 1 つの Map があります。別の Map を作成しなければ、新しいシーケンスもすべて Map 1 を使用します。つまり、すべてのシーケンスで図形が同じになり、変更内容も反映されます。
実際、Map 内の図形を編集するたびに、その変更は同じ Map を使用しているすべてのシーケンスに適用されます。そのため、プロジェクターを移動したために点の位置を編集する必要がある場合でも、すべてのシーケンスで編集する必要はありません!
異なるシーケンスで異なる図形を使用する
プロジェクト内で作成できる Maps の数に制限はありません。そのため、必要な数だけ描画を作成できます。たとえば、各シーケンスで異なる描画を使用したり、同じ描画を数回再利用したりできます。
異なるシーケンスで少し異なる描画を使用する
前の段落で説明したように、Maps はいわば全か無かの仕組みです。異なる Maps を使用している場合、一部の図形だけを共通にし、残りを共通にしないということはできません。
ただし、ここに円を追加するなど、1 つか 2 つの例外を除いて、ほぼすべて同じ図形を異なるシーケンスで使用したい場合もあります。その場合は、ある Map から別の Map へ図形を所定の位置にコピー&ペースト([CTRL/Cmd + Shift + V])できますが、図形同士はリンクされません。そのため、何かを変更する必要がある場合は、両方の Map で同じ変更を再現する必要があります。
少しだけ例外を設けたい場合に役立つヒントがあります。表示/非表示の状態は Maps から独立しています!Maps に保存されるのは幾何学的特徴(頂点の座標、ロックの有無、マスクの有無、名前)のみで、図形が非表示かどうかは保存されません。
例を使って言い換えると、すべてのシーケンスで同じ Map を使用し、必要な特定のシーケンスで図形を単に非表示にすることができます。これによる影響は現在のシーケンスにのみ及びます。そのため、すべての図形の位置関係を維持したまま、異なる描画を使用できます。
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